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ヒルデモア東山のくらし

笑い、語り、
感動の日々をお届けします

2019年08月29日

五山の送り火

今回は、ヒルデモア東山の三大イベントでもある『五山の送り火』の様子をご紹介します。 京都では毎年8月16日に五山の送り火という伝統行事が行われますが、ヒルデモア東山ではその日に合わせて、ご家族をお招きして、お食事会の後、送り火を皆様で一緒に眺めるイベントを行っています。 まずは、当ホーム自慢のお食事のメニューをご紹介します。鰻の棒寿司、土佐牛のロースト、鱧落とし、茄子と伏見万願寺しぎ焼き、宇治抹茶のお豆腐といった京都の食材を多く使用したお料理の他に、デザート、皆様の目の前でキッチンスタッフが天ぷらを揚げてお出ししています。出来たての天ぷらに「あつあつで美味しいわ」「出来たてを食べられてよかった」といったお声を頂きました。 お食事の後、ゲストにピアノ演奏と歌を歌って頂きました。歌詞カードが配られ、一緒に口ずさまれる方もいらっしゃれば、目を閉じて聞き入っている方もいらっしゃいました。 いよいよ五山への点火です。当ホームのダイニングからは「妙」「法」「舟形」の文字を眺めることが出来ます。ダイニングの灯りを消して、今か今かと待ちわびていた方たちが、点火された瞬間「おー」と歓声をあげられました。お食事会・演奏会・五山への点火と長丁場でしたが、ほとんどの方が最後まで参加し、笑顔で帰られました。参加されたご家族やご入居者だけでなく、スタッフ一同、心に残るイベントになりました。

2019年04月17日

お楽しみ映画鑑賞会

 ご入居者は、心の中にたくさんの思い出をお持ちです。今回は、眠っている思い出の一端を掘り起こし、あの頃の感動を思い出して頂こうと企画した「お楽しみ映画鑑賞会」をご紹介します。 きっかけはご入居者の「昔は映画だけが楽しみやった」という一言でした。物がない時代、一生懸命に働いた自分へのご褒美が映画館で観る洋画だったそうです。とはいえ2時間の長丁場、鑑賞後の疲労感など心配事もあった為、一度お試しにと、平日のアクティビティで『ローマの休日』を流してみました。すると皆様の視線が画面にくぎ付けになり、休憩を促しても「最後まで観たい」というご意見が多数。鑑賞後には「面白かった」「昔を思い出したわ」という嬉しい感想が聞かれました。ただの鑑賞会では味気ないと思い、2回目以降からは、じっと画面に見入る皆さまを見守りつつ、映画の登場人物に扮した皆さまの似顔絵を描いて、鑑賞後にお渡しするというお楽しみも付け加え、大変喜んでいただきました。 流す映画がいつも皆様の好みに合うとは限りませんが、大好きな映画を観ている時は日常の考え事も忘れて、ただただ思い出の中に浸っていらっしゃるのかなと思うと、何か懐かしさを共有させていただけるような気持ちになります。  今後も日々のアクティビティの一環として鑑賞会を行い、思い出旅行のツアコンとして皆様の楽しみを広げられればと思います。  

2018年10月05日

思い立ったらアクティビティ

 ヒルデモア東山にはご入居者が集まって、テレビを見たり雑誌を読んだり、みなさまが思い思いに過ごされる共用の憩いの場があります。今回はこちらの共用スペースで日常的に行っているアクティビティをご紹介いたします。  このアクティビティは、館内全体で行う季節のイベントのように前もって日時や内容を決めていません。日中に少しずつご入居者が集まり出したときに「何かやりましょうか」というように、思い立ったら始めるアクティビティです。 内容はトランプ、ジェンガ、輪投げ、テーブルボーリング、風船バレー等々。人数やお集まりになった方の好みに合わせて行います。「私は見とくわ…」と、初めはご遠慮される方もいらっしゃいますが、「1回やってみませんか?」とスタッフがお声掛けすると、「そう?」とみなさまの輪に混じって参加されます。いざ勝負が始まると目の色が変わり真剣勝負。特に人気なのはトランプとジェンガです。 ババ抜きで相手がババを引いた時にはどこか嬉しそうな表情をされ、逆にババを引いてしまったときには悔しそうに「ああ~!」と声を出されます。ジェンガでは、ご自身がブロックを引き抜く時には緊張感をはらんだ眼差しで真剣に、他の方が行うときには少しユラユラするたびに「うわ~」と歓声をあげられ大盛り上がり。ご夫婦でジェンガに挑戦したときには、奥さまが終始声を上げて笑われており「こんなに笑ったん久しぶりですわ!」と嬉しいお言葉をいただきました。 アクティビティを行っているとみなさま童心に返られたように生き生きと輝いています。また普段はお部屋で過ごされることが多く照れ屋な方でも、アクティビティの中ではお互いの顔を見合って笑顔になるなど、嬉しい一面を見せてくださいます。スタッフもつい前のめりになり、ご入居者と一緒に夢中になってしまうアクティビティですが、今後も日常のひと時に楽しんでいただける時間を提供していきたいと思います。

2018年02月08日

京料理の夕べ

 今回は、ヒルデモア東山で定期的に行われている、「京料理の夕べ」についてご紹介いたします。  ご承知のとおり京都では、「京野菜」や「京料理」など京都特有の食文化が根付いています。ご入居者の中には、それぞれ強い思い入れや懐かしい思い出とともに、忘れられない一品がある方も少なくありません。そこで、ヒルデモア東山では「京料理の夕べ」という日を毎月設け、味だけではなく見た目や雰囲気を含め、五感で楽しむ京都ならではの料理をご提供しています。 2018年最初の「京料理の夕べ」は、1月25日。この日のメニューは、今が旬の寒鯖寿司をメインに、目にも美しい京の冬の八寸、京野菜のたっぷり入った酒粕汁、そしてデザートには赤白のワインがこっくりとしみ込んだりんごの甘煮をご用意しました。 「わぁ!なに~すごいなぁ!」「こんなごちそう、素晴らしいわ!」お膳を前にしたご入居者の顔には、自然と笑みがこぼれます。「綺麗な盛り付けやねぇ。全部手作りはすごいわぁ!どのくらいかかるの?」「黒豆がこんなに素敵に飾られているわ」おしながきを見て一品一品確認されながら、ゆっくり味わっていらっしゃいます。 「今日はまた冬らしい感じの料理で、とっても美味しかったわ」「こんな美味しいものを食べられるなんて夢みたいやねぇ」いつもよりたくさん召し上がられたご入居者のみなさんには、心も身体も温まる「京料理の夕べ」となりました。

2017年08月28日

五山送り火

 今回は、ヒルデモア東山で「五山送り火」に合わせて行われたイベントの様子をご紹介いたします。 京都では毎年8月16日に「五山送り火」という伝統行事が営まれます。これは、ご先祖の霊をお送りするという精霊送りの意味を持つお盆の行事で、祇園祭とともに京都の夏を代表する風物詩のひとつとしてご存じなのではないでしょうか。ヒルデモア東山では、毎年この日に合わせて食事会などを行っており、ご入居者ご家族もお招きした一大イベントとなっています。 まずは、キッチンスタッフが腕によりをかけて作った和洋折衷のコースディナーが振る舞われました。真鯛のポワレ、牛フィレ肉のロティなど、味はもちろん盛り付けなどにもひと手間かけた自信作です。「美味しいわね」「これはどんなレシピなのかしら?」と入居者の笑顔やご家族の歓談の声に包まれて、なごやかな時間が流れます。 お食事の後は、ホールで演奏会が催されました。曲目は、「愛の挨拶」や「アメージンググレース」、「ムーンライトセレナーデ」など。ヴァイオリンを中心にクラリネットやホルン、ピアノの音色も重なり、優雅な雰囲気を満喫いただきました。演奏がクライマックスを迎えると、ホールの大きなガラス窓に送り火が浮かび上がり、「きれいやな、ようみえる」「ほら、あっちにも!」と、静かな歓声が上がります。ヒルデモア東山には、北に向かって京都市内を一望出来るダイニングがあり、ホームに居ながらにして「五山送り火」のうち「妙」「法」「舟形」を見ることができるのです。 ご入居者やご家族からは「五山の送り火、初めて見ました。感動しました」「母に着物を着せていただいてありがとうございました。昔はよく着ていたので良かったです」などのお声をいただき、ご入居者にもご家族にも思い出深い夏の夜のひとときをお過ごしいただくことができました。