東京海上グループの介護付有料老人ホーム
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笑い、語り、感動の日々をお届けします
2022年01月20日
穏やかに新しい年を迎えた1月、書初めを行いました。今月のお題は「門松」です。ご入居者は気持ちを込めて、筆を執られます。「門の字は、真ん中がないからバランスが難しいわよね」と全体を見ながら書かれていきます。ダイナミックな字、優しい字、同じお手本を見て書いてもいろいろな表情となるのが書道の面白いところです。玄関に飾られた青竹の門松の様に、ピンと書かれた墨の字に私共スタッフの気持ちも引き締められ、良い一年にしようと心を入れ替えます。「笑う門には福来る」という通り、いつでも笑い声のあふれるヒルデモア三渓園には、2022年もたくさんの幸福が訪れるに違いありません。
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2021年12月31日
昨今、様々な災害が起こり、また想定をされている中、防災訓練を行いました。訓練要綱に沿い、夜間に看護室から出火というシナリオで、実際に火災報知器を発報し非常放送訓練もいたしました。スタッフも驚くほどの大きな警報音が鳴り響く中、ご入居者の皆様も防災頭巾を着用し、タオルをご持参され、神妙な面持ちでご参加くださいました。訓練後半は、防災の具現化を目指し、消防署の方のご指導の下、いざという時に迅速な初動対応ができるよう、水消火器を使用した消火訓練も実施致しました。スタッフ1人ひとりが必要な手順を学ぶことにより、ご入居者をお守りすることに繋がることが実感できました。正しく怖がり、リスクを最小限にできるよう、ヒルデモア三渓園では今後も、防災対策並びにBCP対策を進めていく所存です。
2021年12月28日
12月の厳しい寒さのなかでも冬のひだまりのような暖かさを感じる、クリスマス・ライトを作りました。まずはランプを粘土で覆い、その上にキラキラのビーズやスパンコールを思い思いにアレンジして配置していただきます。「上の方に固めて置こう」「全体に散らばしてみようかな」とご入居者のセンスがビーズと共にきらりと光ります。カラフルなオーガンジーの布とモールで飾りをつけて、ライトが出来上がりました。「早速つけてみよう!」と、お部屋の前に飾ってくださったご入居者がスイッチを入れてみると、ふんわりと柔らかな光が灯りました。優しく輝くライトが、ご入居者の冬の暮らしを明るく照らしてくれます。
2021年12月21日
ヒルデモア三渓園では、一足早いクリスマス会を開催致しました。「メリークリスマス!!」と乾杯をし、クリスマス・ランチやケーキをご堪能頂き、また、音楽ボランティア「音楽の玉手箱」の方々の、フルートと朗読のセッションで癒されて頂きました。更に盛り上がりをみせたのが、サンタクロースに扮したスタッフからのご入居へのクリスマス・プレゼントです。ご入居者にくじを引いて頂き、プレゼントをお渡し致します。皆様、「これは、何?何に使うの?」「あら、ブランケット!嬉しい!」と、早速包装をとき、ブランケットを肩に掛けて、「ねぇ、似合うかしら」とスタッフにお見せくださるご入居者もいらっしゃいました。サンタクロースも、楽しみは早い者勝ちと言っているようです。皆様の満面の笑みを心に留め置き、私共スタッフは365日ご入居者の心の中のサンタクロースのような存在でありたいと思った日でした。(飲食時の為、ご入居者はマスクを外しています)
2021年12月17日
外では木枯らしが吹く中、暖かい館内でご入居者と針仕事を始めました。今回は刺し子をした布で、コースターを作りました。ご入居者は色とりどりの糸、柄の中から「これがいいわ!」とお選びになって針を手に取られます。一針、一針、丁寧に縫い進めていくと、白い布に格子柄やフルーツの模様がぱっと現れます。リボン、星柄、お花柄と、お一人ずつ違う絵柄がカラフルな色でチクチクと縫われていきます。「昔は、浴衣を縫ったりしたわ」と懐かしいお話をされながら、手元は止まることなく進んでいきます。仕上げに可愛らしくタッセルの房をつけて、温かみのあるコースターが出来上がりました。「刺繍は大好きなのよ」「楽しかった、またやりましょうね」と大好評でした。
2021年11月30日
木々が色づく11月、喫茶「Café de Sankeien」を開催いたしました。ドリンクメニューはアップルやベリーなど数種類の紅茶、アイスクリームをのせたコーヒーフロート、生クリームをトッピングしたココアなどをご用意しました。一番のお勧めは目の前で豆から挽いてドリップする、挽き立てコーヒーです。ご入居者にも一緒に、ミルで豆を挽いていただくと、「ああ、懐かしい。昔はこうやってコーヒーを淹れていたよね」と口々に仰います。ご入居者は広がるコーヒーの良い香りとともに、懐かしい日々を思い起こしながら、「特別な気分だよ」とドリップする様子をご覧になられています。淹れたてコーヒーを一口飲まれて「香ばしくて、美味しい!」とお褒めの言葉をいただきました。クラシックのBGMに耳を傾けながら、美味しいひと時を過ごしました。
2021年11月24日
冬の始まりを伝える立冬を迎えた日に、冬支度を始める季節に相応しい物をご入居者と作成しようと、温かい飲み物を置くコースターを作りました。木製のコースターに、様々な形とカラフルな色のモザイクを、選び並べて頂きます。「色が同じになっちゃう」、「配置が案外難しい」と、皆様迷っていらしたようですが、しばらくすると、同じ形のコースターがみるみるうちに暖色系、寒色系や、相似形の色違い等、個性が盛られていきます。そこにタイル目地を塗布し、拭き取り、1日経つと光沢が豊かなコースターが現われます。温かい飲み物でハートとお身体を、そしてキュートなコースターで目から癒されて頂けるはずです。ご入居者の真冬に向かう準備は万端です。
2021年11月18日
芸術の秋、ヒルデモア三渓園では陶芸体験を実施しました。陶芸用の粘土をこねて、一つの作品を作ります。指先を使う粘土はリハビリにもぴったりで、つまむ、伸ばす、押しつぶす、と様々な指先の動きを自然と行うことができます。ご入居者は「土が思ったより硬いね」「初めてだから、うまくできるかしら」とお話されながらも、いつの間にか作品づくりに集中され、一輪挿しや小皿へとあっという間に成形されます。お好きな模様をつけると、見事な陶芸作品ができあがりました。ほっと一息つかれるご入居者からは「これにお花を飾るのが楽しみよ」と笑顔があふれ、世界に一つだけの一輪挿しに飾るお花は、ひときわ可憐に見えることでしょう。
2021年11月05日
秋の運動会は、ハロウィンとのコラボレーション企画「ハロウィン玉入れ大会」を開催致しました。今回は準備段階から、ご入居者のやる気がヒシヒシと伝わってまいりました。その現われが、ダイニングの壁に集大成として表現されております。「お化け 対 コウモリ」の玉入れをメインテーマに、大きなカボチャで表現された玉入れのカゴ、その上をご入居者の皆様が描いた個性豊かなお化けやカボチャの顔が玉となり飛び交っています。その皆様の力量は、本番でも大いに発揮されました。「玉入れ開始!」の合図とともに、ハロウィンの仮装の帽子やカチューシャを身にまとったご入居者が、恐る恐るカゴをめがけて、円を描きながら玉を放り投げていきます。しかし、終盤になると玉入れの変化球も登場し、スタッフの頭に乗せた玉を落としに投げる方、カゴを持っているスタッフ目掛けてストレートに投げる方、落ちた玉を何度も手にする方など、多種多様な玉入れの様相を呈しておりました。悪戯心に火が付いたご入居者の笑顔には、「Trick or Treat」と書かれているように見えました。