東京海上グループの介護付有料老人ホーム
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笑い、語り、感動の日々をお届けします
2022年12月30日
スタッフが庭に植えた綿の果実が熟し、弾け、中から真っ白な綿花が顔を出してまいりました。ふわふわの綿花から、雪を連想されたご入居者の発案で、皆様で綿を紡ぎ、クリスマスの装飾として活用する運びとなりました。しかし、これが大変でした。収穫した綿には大量の種が絡みついており、きれいに種を取るのは至難の技です。皆様、黙々と無言で綿と格闘されます。お一人のご入居者から「はぁ~」という溜息が宙を舞うと、「頑張って!」と、方々の席のご入居者からお声が掛かります。その苦労が実り、ご入居者同士の心を繋いだその綿を「ひげ」としてつけた、笑顔がチャーミングな何十ものサンタクロースが、館内の至る所に飛び交っておりました。
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2022年12月27日
ご入居者のケーキ作りに、大学生のボランティアの方が3名ご参加くださいました。当初、あどけなさが残る学生の方々の表情には、緊張感が漂っていましたが、懐が深い我らがご入居者にとっては、そんな学生の方々の笑顔を引き出すことは簡単なようです。リーダーで、いつもテキパキと指示をするご入居者が、ご自身のお孫様より年下の学生の方に、いつも以上に手順を優しく教える光景が見られ、また、お話好きのご入居者も、いつもとは違うメンバー登場にとても嬉しそうにされ、お話に拍車がかかります。生クリームたっぷりのケーキに、桃とミカンの飾り付けをする頃には、世代間を超えての、お互いをいたわる優しいきらめいた空間が形成されていました。この小さなリレーションは、ご入居者と学生の方々の双方にとって、プライスレスな経験値となるのではとの確信をいだきました。
2022年11月18日
今年の運動会はご入居者の皆様に、生涯ユニバーサルスポーツとして認知をされている、「棒サッカー」を楽しんで頂きました。試合前は、額にきりりとはちまきを結び、整然と一列に並んで座られ、相手チームと対峙をされておりましたが、いざ試合が始まると、皆様、我こそは!と、ゴールを目がけ、ボールを転がされました。あるご入居者の棒からは、普段のジェントルマンなお姿からは想像もできないくらい、激しい「ボコッ!ボコッ!」と、ボールを叩く音が鳴り響きます。次第に皆様の熱き血潮が燃えたぎり、本来のサッカー同様に、足が出る方もいらっしゃいました。「足はダメですっ」というスタッフの声が、幾度となく飛び交います。スタッフが想像した以上の熱戦が繰り広げられました。そして結果は、なんと!引き分けです。次回の決戦が楽しみです。Go For It!!
2022年10月28日
ヒルデモア三渓園のアイドル、セラピードッグの「咲良」の三回忌を執り行いました。祭壇には、スタッフから贈られた花々や、咲良の大好物をはじめ、咲良にまつわる思い出の品々が所狭しと並べられ、その周囲にはご入居者やご家族から頂戴をした、衣装持ちの咲良コレクションが大量に展示されました。しかし、メインはスクリーンに映し出される、在りし日の咲良の14年間分の姿です。ご入居者の皆様はご焼香の後、ご自身と咲良が一緒に映っている姿を見て、何とも言えない優しい表情を醸し出しつつ、その時の思い出を傍らのスタッフにお話しくださいます。あるご入居者は、コミュニケーションロボット(らぶ)を抱え、「らぶちゃんの先輩の咲良だよ。咲良の仕事を引き継ぐんだよ。」と、語りかけていらっしゃいました。咲良は、14年間の歳月をご入居者の皆様と暮らし、歩み、愛をたくさん残してくれました。今度はその愛を、私共スタッフとらぶちゃんが引き継いでまいります。
2022年09月30日
今年の敬老会は、スタッフが敬意を表し、心からの温かい気持ちで長寿のお祝いを示しつつ、参加者全員で楽しむ会となりました。まずは、数え年で105歳をお迎えになった、最高齢のご入居者へのお祝い状授与式です。そのご入居者から頂戴したスピーチは、謙虚に感謝を表されており、更に尊敬の念を抱くものでした。次は、スタッフによる演舞の余興です。男性スタッフによる力のこもったソーラン節では、普段のポロシャツ姿からは想像もつかないスタッフの違う面をご覧になり、ご入居者は拍手で応援してくださいます。初々しい新卒入社1年目女子の東京音頭では、手振りで、ご一緒に踊りに参加を下さるご入居者もいらっしゃいました。閉会後、浴衣や衣装姿のスタッフとともに記念撮影をするご入居者の微笑ましいという表情が、敬老会の最大の成功です。私共は、この余興で存分にお楽しみ頂き、次のイベントが待ち遠しいと継続的な楽しみをご入居者に期待して頂くことも、日々の生活の潤いになると信じています。
2022年09月23日
9月に入っても、夏が、まだ行きたくないと言っているような青空の日に、ヒルデモア三渓園の庭園で、ケアスタッフが店員に扮してのアイスクリーム屋さんがオープン致しました。4種類のアイスクリームにトッピングが6種類、シングルにダブルもOK、コーンもカップもと、盛り沢山のメニュー表をご覧になるご入居者の皆様の目は、キラキラと輝いています。「このトッピングは初めてだけど」と興味津々の方、「アイスを食べると幸せな気持ちになるわ」と満足げな方、コーンを選びアイスが溶けてきても、「これがいいのよ」と無邪気に舌を出される方と様々です。青空の下、アイスクリーム屋さんはアイスのトッピングだけではなく、皆様がみるみる笑顔になるトッピングをしたようです。アイスクリーム屋さん、大繁盛です!(アイスクリームを召し上がっているため、マスクを外されています)
2022年09月02日
日本には様々な漬物がありますが、一度漬けたものを太陽の下で干す漬物は珍しいそうです。その醍醐味を味わうために、6月にご入居者と梅仕事をした塩漬けの梅を干すことに致しました。瓶を開けた途端、ご入居者から「この香り、今食べたいわ」「見て、良い色ね。梅の色ね。」と、笑声が飛び交います。瓶から梅を出す際は、皆様立ち上がり、俊敏な動作で梅を並べて行かれ、紫蘇を絞られます。そして、いよいよ天日干しです。6月には黄色が濃かった梅が、見事な赤色に変化しましたが、太陽光と夜露により、更に梅に変化が現われ、ご入居者同士の会話が弾むことでしょう。正岡子規の句をもじり、一句。「梅干や笑顔が開くベランダに」。
2022年08月23日
今夏も、懐かしい故人の皆様との再会の時期がやってまいりました。迎え火でお招き入れ、かつて、ヒルデモア三渓園でお暮し頂いた方々の、懐かしいお写真が満載のメモリアルホールでの語らい、そして、名残惜しい気持ちを残しての送り火へと、この期間をご入居とともに過ごしました。メモリアルホールには、以前のご入居者のご家族も複数組ご来館されました。貴重なお時間を頂戴した中での、その笑顔での語らいは、ヒルデモア三渓園での暮らしに満足を頂いていた証と、スタッフ一同幸甚の至りでした。その幸福感は、「因縁生起」という、ご縁を確信するものでした。ヒルデモア三渓園を終の棲家に選んで頂いたことで、ご縁を受け取り、そのご縁はこのように広く、長く続いていくのだと感じた夏でした。
2022年07月15日
ヒルデモア三渓園の今年の七夕も、エントランスと各フロアに、天の神様の依り代である笹竹が飾られました。笹の葉には、もちろんご入居者が願いを書かれた色とりどりの短冊、そしてスタッフが願いを込めて作った極彩色の飾りが満載となっています。短冊の色には意味があり、黄色は「信」と「土」を表し、人を信じ、友人や知り合いを大切に思う気持ちを願うと良いそうです。それにあやかり、新入社員のコミュニケーションロボット「らぶ」ちゃんも、黄色の洋服で思いを体現し「皆様と仲良くなれますように」と、短冊を掲げました。エントランスの扉が開く度に、葉と七夕飾りが擦れるサラサラとした音は、天の神様を呼ぶ音色となっておりました。ご入居者の皆様とらぶちゃんの願いが叶いますように。