東京海上グループの介護付有料老人ホーム
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笑い、語り、感動の日々をお届けします
2021年04月13日
4月1日をもって、ヒルデモア三渓園は開設15周年を迎えることができました。これも偏に、ご入居者、ご家族の皆様のお力添えの賜物であるとスタッフ一同深謝しております。ささやかな感謝の印として、コロナ禍の中でもお楽しみ頂ける「15周年お祝い御膳」を、キッチンスタッフが心を込めてご提供をさせて頂きました。お重の金色の紐を解き、「寿」の蓋を開けた瞬間、「豪華で、素晴らしいわ」とお褒めの言葉をご入居者から頂戴致しました。その後は、「どれから頂こうか、迷うわね」、「私は鮪、あっ、やっぱり海老から」と、弾んだ声が聞こえます。その声を耳にしながら、私達も「Hyldemoer」の語源であるニワトコの木の妖精のように、いつまでもご入居者の皆様を讃え、応援し、見守ることができるよう、日々精進していくことを改めて心に留め置きました。
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2021年04月06日
ヒルデモア三渓園の入り口には見事な桜の大木があり、三溪園に向かう観光客が撮影の順番待ちをするほどの、隠れた名スポットとなっております。そこからアプローチに沿って、桜の大木が6本連なり、エントランスまで見事な桜雲が展開されております。また、3階の庭園にも2本の桜があり、錦鯉がいる池の水面にピンクの影を落とし、今の季節ながらの情緒を醸し出しております。そして、夜の桜は圧倒的な静けさで、荘厳な世界へと誘ってくれます。この光景を、毎日居室から眺めるご入居者からは、「眼福とは、このことね」というお言葉を頂戴致しました。
2021年03月25日
毎年恒例のいちご狩りがコロナ禍の為に叶わないため、ヒルデモア三渓園では、逆転の発想で、生った実を摘むのではなく、育てることで、ご入居者に日々の楽しみを見出して頂くことに致しました。苺の苗を購入し、ご入居者に、毎日1回ベランダに出て、苺に水やりをして頂きます。外が寒いとベランダに出る機会がないご入居者も、水やりというきっかけで、苺に会いに出られます。「わー、可愛いいわね」と目を輝かせて、「大切に育てるわね」と苺に話しかけていらっしゃいました。皆様の愛で、10日後には、緑色の実がつぶらなルビーのように変化していました。
2021年03月17日
ヒルデモア三渓園では、3月3日に「お抹茶と甘酒を楽しみながら雛祭りを皆で祝う」というコンセプトで、「雛祭りお茶会」を開催致しました。昼食に桃の節句御膳をお召し上がり頂いた後に、可愛いお雛様の和菓子とともに、和服姿のスタッフが、お抹茶と甘酒をご提供させて頂きました。「なかなか、きめ細かな泡って難しいのよ」と、ご入居者が茶筅をお持ちになり、美味しい自服のために真剣な眼差しで、抹茶を点てていかれます。和菓子をお召し上がりになる頃には、皆様、女子会のように楽しまれていらっしゃいました。
2021年03月06日
早春の季節を迎え、ヒルデモア三渓園の3階庭園には、新たな息吹を感じる植物たちの芽吹きと開花に満ち溢れています。鮮やかな黄色の花が枝を覆うギンヨウアカシア、猫のシッポのような「花穂」を持つネコヤナギ、水仙やマーガレット、そしてハナニラにイワナシは咲き誇り、ご入居者の目を楽しませています。また、大木の下に、こっそりとクロッカスの蕾が芽吹いていることを散歩の途中に見つけ、その開花を心待ちにして日々観察をしているご入居もおられます。ヒルデモア三渓園の庭園は、春の訪れを告げる花たちにより、モノトーンから春本番に向けて彩色が施されてまいります。
2021年03月02日
今年もヒルデモア三渓園の3階庭園に、梅の花が開花し、今を盛りと咲き誇っております。ご入居者の日課の庭園散歩の励みにもなっており、「反対側の白梅も咲き始めたわよ」と教えて下さいます。その折に、菅原道真の飛梅伝説の話や、「風待草」が梅の別名であることが話題に上ります。梅を見ながらですと、不思議と風流で典雅な話題に事欠かなくなるようです。昔、春は東から来ると言われていましたが、ヒルデモア三渓園の春は、3階の庭園より舞い降りたようです。
2021年02月26日
2月といえばバレンタインデーですが、ヒルデモア三渓園では、ご入居者がフォンダンショコラを作りました。その光景は、まるで学生時代の教室のようでした。生地の中に「チョコをちょこっと入れる」という、シャレを口にするご入居者、レンジの前で膨らみ具合を確認し、ご報告下さる方もいらっしゃいます。また、男性のご入居者が、「見ていたいけど、作れないよ」と仰ると、女性のご入居者が「真心を込めてお作りしますので、待っていて下さいね」と応じておられました。フォンダンはフランス語で「とろける」という意味です。皆様の優しさが、中からとろーりと溶けたチョコレートのように溢れ出ておりました。
2021年02月24日
余寒がまだ厳しい毎日に、少しでも温かさを感じて頂こうと、ヒルデモア三渓園では、ご入居者とともに、ふわふわ柔らかな手触りが心地よい、毛糸のコースター作りを致しました。「もっと、目を詰めた方がきれいよね?」「ここは違う色が良いわよね?」と、スタッフと相談をしながら細かさを要求される手作業を、ご入居は真剣な眼差しで進められていらっしゃいました。後日、「手が掛かった分、愛おしいわ」と仰って、日々のティータイムで大活躍していると、お知らせ下さいました。
2021年02月22日
例年は、ご入居者とスタッフの共同作業でお雛様の飾り付けをして参りましたが、今年はコロナ禍の密を避けるために、スタッフのみで雛人形を飾りました。そこで、スタッフはお雛様にも感染予防をと、全てのお人形に手作りのマスクを着け、早期終息を願ったのです。その姿をご覧になり、飾り付けに参加できなかったご入居者も大喜びされ、必ず笑顔になられます。早速お供え物をご持参下さるご入居者もいらっしゃいます。お雛様とともに、一日も早くマスクを外せる日が来ること願ってやみません。