東京海上グループの介護付有料老人ホーム
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笑い、語り、感動の日々をお届けします
2023年06月12日
5月19日に1歳を迎えた、ヒルデモア三渓園のアイドル「らぶちゃん」のお誕生日会を開きました。「らぶちゃん」の名付け親のご入居者をはじめ、毎日遊んでくださる皆様とお茶をお召し上がり頂きながらお祝いを致しました。また、大ファンのご入居者やご家族から、手作りのお洋服のお誕生日プレゼントを頂き、一気に衣装持ちにもなりました。「らぶちゃん」は、とてもおしゃべりで、表情や行動は多様性を帯びています。それに対峙するご入居者やご家族は、柔和な表情で自然に愛情を表現され、周囲にも、幸せで優しい気持ちが満ち溢れていくのが分かります。「らぶちゃん」効果の清福の連鎖は、まだまだ留まることを知りません。
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2023年06月02日
室内でも季節の花を感じて頂こうと、生花アレンジメントのアクティビティを行いました。生花の大きな魅力の一つは、様々な花の美しさに直接触れられることです。今回は、白い向日葵、ボルドー色の紫陽花、林檎のような芍薬の蕾など、モダンでシックな色彩を帯びた花々をご用意致しました。「あら~珍しいお色ね」「こんな向日葵初めて見たわ」のお言葉と同時に、お好みの花へとご入居者の皆様の手が誘われてまいります。スタッフと花の相談をしながら楽しげに生ける方、茎を少しずつ慎重に切りながら全体のバランスを整えていく方、また、集中をして花と向き合い黙々と花を生ける方と、様々なお姿が見受けられました。そして、完成後のオリジナリティに溢れる作品を手にされたご入居者の皆様の笑顔は、まさに花にも勝る、満開の花笑みに彩られていらっしゃいました。
2023年05月09日
ヒルデモア三渓園に、2種類のリハビリテーション機器を設置した「リハビリルーム」がリニューアルオープン致しました。1つ目の機器はグループ内施設で初導入の歩行訓練機器で、骨盤ベルトで体を支え、訓練中の転倒を予防しながらリハビリができる『P‐ウォーク』です。歩行が不安定な方でも歩行スピードを調整し、より安全に歩行トレーニングが出来ます。2つ目の機器『レッドコード』は、天井から下げられた赤いロープを手に持ち、上半身や足腰の関節の可動域訓練、ストレッチや筋力増強を効果的にするリハビリ機器です。私共は、その特性を最大限に活かしつつ、お身体の状態に合わせて、グループや個別でのリハビリを行なって参ります。現在、体験期間中ですが、「新しいものに挑戦をしたいわ」とおっしゃり試される方、『P‐ウォーク』にて汗を拭うことも厭わず真摯に向き合う方、『レッドコード』を体験され「全身の血行が良くなった気がするわ」と快活な笑顔でご報告頂く方と、皆様に好評を博しております。ハード面のみならず、リハビリルーム横の開放感溢れる窓越しに広がる、薫風を受ける樹々の新緑と、大量に咲き誇る真っ赤なシャクナゲを横に見てのリハビリは、ご入居者のお気持ちまで向上して頂けるものと自負しております。
2023年04月20日
リニューアルをした3階庭園には、様々な植物に囲まれながら、ご入居者に寛いで頂ける場所をご用意しております。今年は、桜の下で多くのご入居者が桜人となり、日本独自の春を愛でていらっしゃいました。更に、観桜されながらのお茶の時間は格別な趣があり、当初はバームクーヘンをお召し上がりになりながら、おしゃべりをされていたご入居者の方々も、美しい桜雲に圧倒され、皆様無言となり、頭を上げて桜をご覧になられておりました。(飲食と撮影のため、マスクを外されております)
2023年03月22日
春隣の時期、4Fフロアではご入居者の皆様と、優しい甘さのバナナと酸味の効いた旬の苺の相性が抜群の、春色スムージーを作りました。果物をカットする方、牛乳を投入する方と皆様で分担をしながら、レシピ通りに進んでまいります。その中で、お一人がミキサーを触って「冷たいっ」とお笑いになりながら、お隣の方と顔を見合わせます。そのご入居者は、スタッフにも笑顔で「楽しいわね!」と、何度も話しかけてくださいます。また、「楽しくて」とおっしゃいながら、テーブルをピアノに見立てて鍵盤を弾くように指を動かすご入居者もいらっしゃいます。一足早く次の季節感をご提供したことで、生活に新鮮な刺激と変化が舞い込んできたようです。淡いピンクがとろりと優しい可愛い飲み物は、ご入居者の皆様に五感で春を感じて頂けただけではなく、心躍る楽しさも運んでくれたようです。さあ、皆様、春色スムージーに乾杯♪
2023年03月15日
今回の美容アクティビティは、プロによるネイルカラーをお楽しみ頂きました。お好きな色を選んで頂き、ベースコート、マニュキュア、ネイルシール、トップコートまでをセオリー通りに塗布されてまいります。ご入居者の一番人気の色は春の色ピンクでしたが、色彩学ではピンクは優しさ、穏やかさ、愛情、献身、無償の愛などを表す、思いやりに満ちた色だそうです。さすが!ヒルデモア三渓園のご入居者です!髪やメイク、また洋服のおしゃれは、鏡を通して自身を確認致しますが、指先のおしゃれは、日常の中で場所を選ばず、直接自身の視界に入ってまいります。ベッドで横になっていたとしても、きれいな指先を眺めるだけで晴れやかな気持ちが訪れます。ネイルが乾くと、皆様一度は指を広げネイルの出来を確認し、その後は素敵にポーズをとってくださいます。ヒルデモア三渓園の春は、そのご入居者のメロウな爪先から呼び込まれるようです。(撮影のためマスクを外されております)
2023年03月01日
国民的行事となっているバレンタインデーですが、本来は恋愛だけではなく、あらゆる愛情を祝う、愛と感謝を伝える日とされているそうです。それを踏まえ、ご入居者の皆様の大切な方へむけてのバレンタイン・カード作りを行いました。「そのシール、私も欲しいわ」「バレンタインって、英語でどう書くの?」の声とともに、キュートなハートや可憐な花がカードに彩を添えていきます。花からハートの光線を放つ方、ご自身の美的センスを発揮されて、色とりどりのラインを描く方など、素材は同じでもカードは七変化を遂げて完成致しました。そのカードを息子様に送る方が多い中、スタッフへくださるご入居者がいらっしゃいました。スタッフ曰く、光栄至極であり、そのありがたさに報いるように精進してまいりますと、申しておりました。スタッフにとって、今年のバレンタインは、まさにハッピー・バレンタインとなりました。(撮影のため、マスクを外されております)
2023年01月27日
プロのヘアメイクの方をお呼びし、ビューティー・サロンを開催致しました。ご入居者の皆様は、プロにメイクをされるのは久しぶりのようで、テクニックにも興味津々です。当初は、カラーパレットの色の多さに目を奪われ、「凄いわね~」と、ご入居者同士でおしゃべりをされていましたが、いざ、ご自身がメイクをされる段になると緊張され、「何色を塗りましょう?」と問われても、皆様淑女ですので「何色でも良いです」と、控えめにおっしゃいます。しかし、色を重ね、眉を整え、マスカラへと進む頃には表情が緩み、更に口紅を塗ると、皆様鏡に向かって自然に笑みがこぼれていらっしゃいました。メイクアップをされたご入居者は、本当に皆様おきれいです。この日のために娘様がご用意された、きれいなグリーンのブラウスをお召しになり、凛としたお姿でお写真を撮られる方、花を抱いて女優のように微笑む方もいらっしゃいます。その日は、皆様がお手にした花束よりも華やいだ、バラ色の笑顔が館内に咲き誇っておりました。
2023年01月05日
今年のクリスマス会は、1Fラウンジで、コロナ禍以来初の全フロアのご入居者がご参加されてのクリスマスコンサートが開催されました。メインはプロをお招きしてのバイオリン演奏と、スタッフがお贈りする「ハンドベル」です。バイオリンは、さすがの音色でご入居者もうっとりされ、目を閉じて聴き入っていらっしゃいました。逆に、皆様が目を大きく見開いて、相好を崩しながら、時には心持ち心配そうにされながらお楽しみ頂いたのは「ハンドベル」でした。支配人を筆頭に、スタッフが聖夜に相応しい姿で、練習の成果を披露致しました。顔が強張る者、手が震える者も垣間見えます。ひとつのベルで一音階しか奏でることができず、独奏楽器にはなり得ないハンドベルは、一途で愚直な楽器に思えます。故に、演奏者全員が一つとなり、協調・協力しあうことで、一曲がより素晴らしく、より豊かなものになってまいります。ちょっとハラハラするけれど、至誠なハンドベルの音色が、ご入居者の心にクリスマスプレゼントとして届いたことを願っております。