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介護コミュニティ

産業ケアマネジャーがファシリテータとして、企業の介護コミュニティ作りをご支援します。

企業が提供する介護コミュニティにおいて、従業員同士が「介護」や「仕事と介護の両立」についてコミュニケーションを図れるように、産業ケアマネジャーがファシリテーションを行い、企業内の介護コミュニティを盛り上げサポートします。

※「産業ケアマネジャー」制度は2016年から当社が独自に認定している資格制度です。なお、日本ケアマネジメント学会の「認定ケアマネジャー」もしくは国が定める「主任介護支援専門員」の資格取得者であり、当社所定の研修を修了した「両立支援のエキスパート」です。

サービスの特徴
開催方法
対面もしくは、オンライン
※オンラインでの開催の際は、インターネット接続環境のご準備をお願いします。
実施時間
50~90分/回 (応相談)
開催頻度
6~12回/年(応相談)
ファシリテータ
産業ケアマネジャー1~2名参加(応相談)
概要紹介

仕事と介護を担う従業員には、多くの悩みがつきものです。
また、介護については相談がしづらく、一人で抱え込んでしまう従業員も少なくはありません。
専門家による的確なアドバイスはもちろん、従業員同士の「雑談」や「分かち合い」が精神的な負担を軽減し、両立への意欲を高めます。さらに、コミュニティの沈黙や話題の停滞を防ぐため、産業ケアマネジャーが進行をサポートし、有意義な時間を提供します。

活用事例
  • ・介護についての「悩み」や「困りごと」、「両立への工夫」などを分かち合う、従業員同士の交流の場として導入
  • ・これから介護に備える従業員が、同じ会社の従業員から具体的なエピソードを聞くことで、仕事と介護の両立に備えたり参考にしたりするために導入
  • ・産業ケアマネジャーから仕事と介護の両立について的確なアドバイスが聞ける情報提供の場として導入
  • ・健康経営の認定要件を満たすとともに、企業として社会的責任(CSR)やDE&Iの推進として導入
導入企業の声
「全グループ会社の社員を対象に、社員同士が交流できるコミュニティ「介護雑談部屋」を、2023年から開始」

東京海上ホールディングス株式会社 人事部
ウェルネス支援グループ アシスタントマネージャー
坂口 美香(さかぐち みか)様

介護コミュニティを開催したきっかけや理由

弊社の社員の中でも特に50歳以上の方を中心に、親の介護でお困りの方をしばしば目にしていました。数年前と比べてもその人数は大幅に増加しており、突然の介護に直面し、対応に悩む社員の姿も多く見受けられます。
そうした中、弊社の人事部門やグループ会社である東京海上日動ベターライフサービス(以下、「BLS」)にも同様の相談が多く寄せられていることが判り、何らかの手を打たないといけないなと思い始めておりました。
ちょうどその頃、BLSから「介護について雑談できるコミュニティを作ってみませんか?運営の支援をしますよ?」とお声掛けいただいたことが、『介護雑談部屋』を開始したきっかけです。

BLSからは、「介護の問題に直面している社員」の様々な悩みや不安を解決するための情報収集の場としてだけでなく、「介護に直面する前の社員」の介護に関するリテラシーの向上にも役立つ支援策にできるのではないかとアドバイスいただきました 。

東京海上日動で導入している「産業ケアマネジャーによる両立支援のための個別相談サービス」とは異なる観点での「仕事と介護の両立支援策」になり、コミュニティの場や社員同士の繋がりの場になると思い、東京海上グループの全グループ会社を対象にしてスタートしました。最近では、参加者も増え、アンケートでの満足度も高く、評価をいただいています。

介護コミュニティを開催する上で配慮していること

対面形式では、全国の社員が参加しづらいことから、オンラインでの開催としました。さらに、Wケアラーなど子育てと介護を両立する社員や時短勤務の方も参加しやすいよう、昼休みの時間帯に実施しています。

『介護雑談部屋』ではセンシティブな情報も飛び交うため、名前は「ニックネーム」、カメラオフでの参加をOKとし、安心してコミュニティに参加できる環境を整えました。当初は参加者の発言が少ないこともありましたが、毎回テーマを設定し、参加者がチャットでも質問やコメントを投稿できるようにすることで、発言が活発な雑談会へと発展しています。

「産業ケアマネジャー」がファシリテーターを担うことの意味

具体的な効果の検証はまさにこれからですが、参加者からは「非常に参考になった。また参加したい」「話しができ、すっきりした」「自分と同じ境遇の方がいて、励みになった」といった前向きな感想をいただいております。また、中には、毎回ご参加いただくなどリピートも多く、参加人数も2年もたたずに開催当初の約4倍に増加しており、コミュニティの認知度も向上してきていると感じています。
ファシリテーターである産業ケアマネジャーの皆さんがよく「介護は情報戦」と仰っていますが、介護に関するさまざまな情報を事前に収集しておくことで、急に要介護状態になった際にも落ち着いて対応することができ、適切な介護体制を整えられるのではないかと実感しています。
そうした効果を考えると、『介護雑談部屋』を通じて、仕事とライフを両立して働きやすい職場の雰囲気づくりがさらに進み、介護離職の防止につながるだけでなく、仕事と介護を両立しやすい環境へと変化してきているのではないかと感じています。

今後の展開について

わたしたち東京海上日動を含む東京海上グループでは、2024年からグループを挙げて『Tokio Marine Wellness Month』と銘打って、4万人の世界中の東京海上グループ各社の皆さんと一緒にウェルビーイングの実現などを目指す取り組みをスタートしました。
東京海上グループが2019年に制定したグループ健康憲章では、「社員の働きがいを高め、経営理念の実践と企業価値の向上を追求し続けるためには、社員とその家族の心身の健康が重要です」と謳っております。Wellness Monthをきっかけにグループ各社の皆さんとその家族が健康を見つめなおし、心身ともにいきいきとした毎日を送れるようサポートできればと考えています。仕事と介護の両立支援はその一環であり、期間中には「仕事と介護の両立支援セミナー」などの啓発活動を実施し、社員の仕事と介護の両立に向けたリテラシー向上を図っています。さらに、仕事とプライベートの両立を支援する取り組みを強化しており、その一環として「仕事と介護の両立支援」をより一層推進し、これからも社員が安心して働き続けられる環境づくりを支援していきたいと考えています。 また、『介護雑談部屋』が、1つの会社を超えて、社会に変化をもたらす一助となることを願っています。

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