スライディンググローブ
2020年03月05日
今回はヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠで使われている、ノーリフトケアのツールを一つご紹介します。
スタッフが手にはめているのは、スライディンググローブといい、ノーリフケア(持ち上げない・抱え上げない介護)を実践するために使用しています。このグローブは、滑りやすい素材で出来ているため、入居者の体とベッドとの間に両手を差し込むときに入れて滑らすような移動を行ったり、除圧(じょあつ)を行ったりする介助専用のものです。除圧は褥瘡予防のため、ご入居者の体と、背もたれや寝具等との間に、グローブを通すことによって、圧迫されている箇所の血流を良くするために行います。少しでもご入居者の皆様が健康で心地よく過ごしていただけるよう、心配りをしています。