ヒルデモア三渓園の満開の桜の中、本来であればイチゴ狩りに行く予定でしたが、新型コロナウイルスの影響もあり、ご入居者の皆様の健康を第一にと考え、残念ながら中止としました。しかし何とかご入居者の皆様に楽しんでいただけるアクティビティはないかと、パラリンピックの競技でもある「ボッチャ」を皆様に体験していただくことになりました。
　「ボッチャ」はパラリンピックの正式種目になっているスポーツで、ジャックボールと呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げて、いかに近づけるかを競います。ルール説明後、赤・青のチームに分かれた皆様は、真剣に投球し、どんどんジャックボールの近くに集まるようになりました。中にはジャックボールに直接ボールを当てられるご入居者もいらっしゃるほど！お一人での投球が難しい方にはスタッフが付き添い、他のご入居者の声援や応援も加勢し、上手に投球されていました。
　競技は一進一退の名勝負となり、2対2で迎えた5回戦目。ジャックボールの周りに青チームのボールが2個あり、赤チームの勝利は難しいかと思われた場面ですが、昔ソフトボールを経験されていたご入居者の一投が、青ボールとジャックボールの間という絶妙な場所を捉え、なんと赤チームの大逆転勝利となりました。
　ご入居者もスタッフもとても白熱し、大変盛り上がりました。全員で協力し助け合い、共に盛り上がり、楽しめるのは、まさにスポーツの醍醐味ではないでしょうか。今後も是非ボッチャの楽しさと興奮を共有していくため機会を作って参ります。東京2020オリンピック・パラリンピック大会が、1年延期になりました。私たち社員一同、皆で協力し助け合い、1年後のオリンピック・パラリンピックの開催と成功を願い、今後も誠心誠意活動して参ります。