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ヒュッテ目黒の特徴

お一人おひとりの心を見つめる
認知症ケア

認知症の方を一人の“人”として尊重する「パーソン・センタード・ケア」の理念に基づいたケアを行っています。たとえ意思疎通が困難でも、表情や行動を見つめることで心の奥にある気持ちを理解し、お一人おひとりに寄り添っていきます。

ご入居者の不安を取り除き
安心して穏やかに暮らせる
家(ホーム)

認知機能の低下が進むと、不安な気持ちが大きくなりがちです。認知症のご入居者も不安を感じることなく、その方らしく穏やかに暮らしていただくために、英国スターリング大学が提唱する“認知症にやさしい環境デザイン”の概念を取り入れた家づくりに力をいれています。
参考文献「認知症にやさしい環境デザイン:施設設計のチェックリスト」

プロフェッショナルだから安心。
経験豊富な看護・介護スタッフ

専門性の高い多職種のスタッフが常駐しています。看護師は24時間常駐で、介護スタッフは資格保有率100%のプロフェッショナルです。ご入居者1.5名に対し、1名のスタッフで、手厚いケアを行います。

お一人おひとりの心を見つめる
認知症ケア

認知症の方を一人の“人”として尊重する「パーソン・センタード・ケア」の理念に基づいたケアを行っています。たとえ意思疎通が困難でも、表情や行動を見つめることで心の奥にある気持ちを理解し、お一人おひとりに寄り添っていきます。

ご入居者の視点に立ち、
「その方を中心としたケア」を
実践

「パーソン・センタード・ケア(PCC)」の理念の下、症状だけにとらわれず、気持ちに寄り添います。どのような環境であれば穏やかにその方らしく過ごせるかを把握するための「認知症ケアマッピング」を行い、ケアプランの作成や日常のケアに役立てています。

ご入居者を深く知り、
個性や生きがいを尊重

これまでの人生や暮らしに目を向け、その方らしい日々を送れるようにサポートします。人の役に立ちたい思いがある方にはお手伝いをお願いするなど、今の生きがいも大切にします。

人とのつながりが
生まれるデイコーナー

1階のデイコーナーは、ご入居者とスタッフが一緒になって作る楽しい居場所。ご入居者のご状態やご興味に合わせてグループを作り、アクティビティや外部ボランティアとの交流を楽しんでいます。

趣味やご興味に合わせて
楽しむアクティビティ

モノ作りが好きな方には、フラワーアレンジメントや季節の飾り作りを。癒やされたい方には、ハンドマッサージや音楽療法を。お一人おひとりの心が豊かになるアクティビティです。

食べる楽しみを、
生きる喜びに。

キッチンスタッフが主催するカフェタイムの楽しみは、手作りスイーツとコーヒー。スイーツ作りはご入居者にもお手伝いをお願いし、手作りならではのおいしさに笑顔があふれます。

専門スタッフの紹介

介護スタッフ ケアリーダー介護福祉士

ご自身の言葉で想いを伝えることが難しいご入居者も、表情や動作などから、お気持ちを汲み取るように心がけています。また、人生や暮らし方をご家族からお聞きするなど、その方らしさを理解して関わるようにしています。ただ必要な支援を行うのではなく、私と関わる時間がご入居者にとって楽しみと感じていただけたらうれしいです。

介護スタッフ マネジャー介護福祉士

優しさの中に熱い想いを持ったスタッフが多く、チームミーティングでは激しく意見をぶつけ合う時もあります。しかしそれは、ご入居者に「その方らしく、これからの人生を過ごしていただく」ために、何をすべきかを真剣に考えているからこそ。多職種のスタッフがアイデアを出し合い、ご入居者に向き合ってサポートしています。

ご入居者の不安を取り除き
安心して穏やかに暮らせる
家(ホーム)

認知機能の低下が進むと、不安な気持ちが大きくなりがちです。認知症のご入居者も不安を感じることなく、その方らしく穏やかに暮らしていただくために、英国スターリング大学が提唱する“認知症にやさしい環境デザイン”の概念を取り入れた家づくりに力をいれています。
参考文献「認知症にやさしい環境デザイン:施設設計のチェックリスト」

五感を高める
環境デザイン

厨房はオープンキッチン。食事の時間になると、音や匂いを感じられます。木を基調とした穏やかな館内の雰囲気は、家族との温かな記憶が蘇ります。

安心できる
適切な大きさ

1フロア8~9室と小規模のユニットケアで、各フロアのダイニングはよく知っている顔なじみばかり。アットホームな雰囲気で、自然とコミュニケーションが生まれます。

ひと目で分かる
道標、案内

居室のサインは家をかたどったわかりやすいデザイン。ご入居者が自由に飾れる居室入口の棚で、自分の部屋であることをすぐに認識できます。

すぐにアクセスできる
外の空間

屋上テラスからは開かれた眺望が楽しめ、気軽に心地よい風が感じられます。土に触れたり、草花の成長を楽しんだりする園芸アクティビティも実施しています。

明確に区別された
プライバシーと社交の場

一人で過ごしたいときは、寝室の居室に。人と触れ合いたいときは、各フロアのダイニングへ。プライバシーを保ちながら、社交的な交流も促されています。

見渡せる環境、
透過性

屋上テラスやダイニングでは、ご入居者とスタッフが楽しそうに集います。ここに来れば楽しい時間が過ごせると、すぐに認識できます。

いつでも見える
わかりやすい空間設計

ソファのあるリビングから、外のさわやかな風が感じられる空間が見え、記憶に頼らずに心地よい場所だと認識できます。居室トイレもオープンタイプの設計です。

専門スタッフの紹介

介護スタッフ介護福祉士

ご入居者の皆さんには、毎日の楽しみだった習慣を続けていただくなど、以前と変わらない毎日を送っていただきたいです。そのために、安心して生活できるリスク管理、ご状態の継続支援、環境整備など、さまざまな方向からの視点を持てるように心がけています。ご入居者やご家族にとって、私の存在が安心につながってほしいです。

キッチンスタッフリーダー調理師 栄養士

オープンキッチンのためご入居者との距離が近く、料理の反応がダイレクトに伝わってきて、やりがいがあります。また、ターミナル期のご入居者にとっては、“きょう”の食事が最後になることもあります。その食事が「おいしかった!」と思っていただけるように、心を込めて作ること。私がこの仕事をする上で、一番大切にしていることです。

プロフェッショナルだから安心。
経験豊富な看護・介護スタッフ

専門性の高い多職種のスタッフが常駐しています。看護師は24時間常駐で、介護スタッフは資格保有率100%のプロフェッショナルです。ご入居者1.5名に対し、1名のスタッフで、手厚いケアを行います。

経験豊富な看護師が
24時間常駐

病院勤務の経験も豊富な看護師が24時間常駐し、急な体調変化に備えます。日々の健康管理や服薬管理、胃ろう、たん吸引など、寄り添った医療ケアも行います。

スタッフ全員が資格保有者
介護のプロだからできるケア

ご入居者1.5人に対しスタッフ1人の手厚い人員体制。介護ヘルパー資格は全員が取得、8割以上が介護福祉士資格も取得し、介護のプロだからこそできるケアを行います。

専門スタッフが連携
ご入居者をチームで支える

ケアをするのは、介護スタッフ一人ではありません。ケアマネジャーのもと、機能訓練指導員、管理栄養士など専門スタッフと連携しながら、多角的なチームケアを行います。

一人ひとりに寄り添う
コンタクトパーソン

ご入居者にとって最も身近な存在が、コンタクトパーソンです。ご入居者と常にコミュニケーションを取ってニーズを汲み取り、チームスタッフやご家族と共有します。

元気は健康な「口」から!
歯科衛生士による口腔ケア

「食べる」ことはもちろん、「会話をする」「笑顔になる」ことも、健康な口から。歯科衛生士がお一人おひとりに適した口腔ケアをレクチャーします。

最期まで深く寄り添う
安心の医療体制

協力医療機関は、休日や夜間の臨時往診にも対応。認知症サポート医としても活動している医師が、ご入居者やご家族のご意向を伺いながら、お看取りまで寄り添います。

専門スタッフの紹介

看護スタッフ看護師

病院で働いていたときは、患者様にとって本当に必要な看護ができているか、疑問に思っていました。しかし今は、ご入居者の日常生活を知り、多職種のスタッフと連携することで、その方にとって必要な看護を見出すことができます。生きてこられた背景や暮らし方などを尊重しながら、お一人おひとりに寄り添って対応することを心がけています。

口腔健康管理スタッフ歯科衛生士

高齢者にとって、口は食べること、話すことにつながる重要な部位。常に口内の環境を整えるとともに、口腔の筋肉を鍛え、刺激を入れることで、生活の質(QOL)が向上します。毎日の口腔ケアは、「単なる歯磨きの時間」ではありません。ご入居者にとって必要な口腔ケアのメニューを個別に作成し、QOLが向上していくようにサポートしています。

介護スタッフ ケアリーダー介護福祉士

医療依存度が高く、お話できないご入居者がターミナル期に入られた時がありました。チーム内で会議を繰り返しながら最期まで支援をさせていただき、ご逝去された際にはご家族から感謝の言葉をいただきました。ご入居者が言葉にできなくても、支えることができると改めて実感しました。今後もお一人おひとりに寄り添うケアを続けていきます。

ご入居者ご家族インタビュー

一人暮らしをしていた叔母が、“終の住処”と自分で決めて、こちらに入居したのは10年以上前のこと。食事がとてもおいしく、器にもこだわっていること、木のぬくもりが館内全体に感じられることが入居の決め手と聞いていましたが、私も初めて来た時に、叔母の趣味にピッタリ合う雰囲気だと思いました。

叔母は、もともと好きだった手芸や書道、コーラスなどを、アクティビティを通して続けることができています。顔を見に来ると、充実した暮らしがうかがえるような、とびっきりの笑顔をいつも見せてくれて、私も本当にうれしいです。目黒川の桜を見たり、お出かけも楽しんでいました。

90代の半ばを過ぎ、今は以前のように外出はできなくなりましたが、屋上のテラスに出ると風が心地よいようで、穏やかで素敵な表情を見せてくれます。叔母と一緒にゆったりと過ごす時間は、私にとっても貴重な時間です。

スタッフの方々は、本当に叔母のことを考えてくれています。叔母のことをよく見て、よくわかってくれているからこそ、叔母もスタッフの方を家族のように信頼していることがわかります。叔母がここで暮らすようになって、人を大切にするとはどういうことか、私自身も改めて教えていただくことができました。

同居していた母は、97歳まで私の海外での仕事に付いてきたほど元気だったのですが、徐々に体力が衰え、認知症状も出始めました。同居が難しくなり、最初は他のホームに入居したのですが、家を離れることを完全に理解できていない状態で入居させてしまったため、混乱してしまったのでしょう。食事を拒否したり、毎日深夜に電話をかけてきたり、認知症状がますます悪化してしまい、自宅に戻ることになってしまいました。

しかし、一緒に暮らすのはやはり困難な状況です。そこで、母がよくわかっている場所が良いとの主治医のアドバイスもあり、自宅から近く、散歩でよく前を通っていたヒュッテ目黒に体験を経て入居しました。すると、徐々に母の精神状態が落ち着いてきたんです。入居時は「嫌なら帰ってきても良いよ」と話していたほど、私も半信半疑だったのですが、電話をしてこなくなりましたし、声も落ち着いてきました。スタッフの方とも深い信頼関係が築けているようで、「とても良い人たちなのよ!」と報告してくれます。そんなことを言う母ではなかったので、ビックリしています(笑)。

前のホームでは居室に閉じこもっていたのですが、こちらは小規模でなじみやすかったようで、居室から出てダイニングで過ごしていることが多いようです。母が落ち着ける居場所を作ってもらって、本当にありがたいと思っています。