餅つき・目黒囃子
2018年02月15日
今回はヒルデモア駒沢公園で年末年始に行われた行事の様子をお伝えします。
まずは毎年恒例、年末のお餅つきです。ご入居者・ご家族はもちろん、昭和女子大学(※)からの実習生も参加しました。昭和女子大の実習生さんは夏に学科の実習のために来ていただいたご縁があり、今回お誘いすることに。
全員で「よいしょー、よいしょー!」と掛け声を掛け、ご入居者にお餅をついてもらいます。杵をお渡しすると、初めは「私は無理よ」とおっしゃいましたが「スタッフが支えますよ」とお声掛けするとみなさんやる気になり、「よいしょ!」と力強い声を出してお餅つきを楽しまれました。その後、つきたてのやわらかいお餅をキッチンスタッフにて味付けし、美味しくいただきます。お味はあんことみたらしの2つをご用意。お餅を召し上がるのが難しい方には介護餅(→リンクはこちら)など飲み込みやすいお餅をご用意して、全員でお餅つきを楽しみました。
年始には、「目黒囃子東が丘保存会」のみなさんがお囃子と獅子舞をご披露しに来てくださいました。2010年から毎年来ていただいており、いまやこちらも恒例行事となっています。目黒囃子は区指定無形民俗文化財(民俗芸能)に登録されている伝統的なお囃子。小太鼓2名、大太鼓1名、篠笛1名、鉦(かね)1名の5人構成で演奏します。地元の民芸を楽しみながら、獅子舞に頭を噛んでもらい厄払い。口の中におひねりを差し入れると獅子舞が飲み込みます。みなさんその様子をみて、笑顔で拍手され喜ばれました。
お囃子は普段何気なくお祭りで聞いていますが、「次の曲は、神様が神事が終わりほっとした際の曲です」等の説明があり、みなさん興味深く耳を傾けています。そしてそこへひょっとことおかめも登場し、音に合わせて踊ります。お囃子に合わせて手拍子やリズムを取られ大いに盛り上がりました。
ヒルデモア駒沢公園では、今年もみなさんに楽しんでいただけるイベントを実施してまいります。
※昭和女子大学人間社会学部福祉社会学科の学生の方