受付・事務所に立ち寄ると、ホッとできるような雰囲気を作れるように心がけています。玄関の水場にピンクの睡蓮が咲いたとき、お花がお好きなご入居者にお声がけしました。後日、大きく引き伸ばした睡蓮の写真を差し上げたところ、とても喜んでいただき、お部屋に飾ってくださったことがとてもうれしく、印象に残っています。

自分のペースにならずに、ご入居者のペースや気持ちに寄り添ったケアを心がけています。初めてコンタクトパーソンを担当したご入居者がご逝去されたとき、「あなたが担当で良かった。本当にありがとう」とご家族から感謝の言葉をいただき、とてもうれしくて印象に残っています。これからもご入居者の気持ちに寄り添っていきたいです。

直営キッチンならではの強みを生かし、食に関するアクティビティをご入居者やスタッフと一緒に取り組めることにやりがいを感じています。外食もままならない状況下で、ご入居者とご家族の目の前で寿司を握ったことがありました。これがご家族との最後のお食事となりましたが、感謝の言葉をいただいたことが印象に残っています。

リハビリという枠だけにとらわれず、ご入居者のことをよく知り、わずかな変化に気づくことが信頼につながると考えています。ご入居者の物語に寄り添い、ここで過ごす時間が自然とこれまでの人生の延長線上になるように、人生の最後の時間をここで過ごせて良かったと感じていただけるようなケアをしていきたいです。

ヒルデモア駒沢公園は居室数が少なく、ご入居者とスタッフの関係がとても近いです。ご入居者の皆さまが、私たちスタッフに愛情を注ぎ、信頼してくださっています。そのお気持ちを裏切らないよう、介護のプロとして、他職種のスタッフと連携を取りながら、ご入居者が心地良く安心して暮らせるように見守っています。

看護師として、ご入居者の体調管理が主な仕事となりますが、ヒルデモアでは職種に関係なくスタッフで話し合い、ご入居者のために何ができるかを考え抜く姿勢があります。業務優先ではなく、ご入居者最優先で考え、新しいアイデアやサービスを提供していけるところにやりがいを感じています。