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2025.02.27
ディーフェスタ溝の口

令和6年度孤独・孤立対策活動推進フォーラム

「つながろうかながわ~みんな地域の一員~」に参加しました.

(支配人の仁藤久喜が報告します)

先日、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会からのお招きにより令和6年度孤独・孤立対策活動推進フォーラム「つながろうかながわ~みんな地域の一員~」に参加しました。
 世の中では孤独死や中高年の引きこもりなど、孤独や孤立が直接・間接的な原因と思われる事例が増えておりこのまま無策のまま現状に甘んじて推移するなら、要介護者の増加、医療費の増大、防災レジリエンスの低下など社会保障の負担が社会の持続可能性を揺るがしかねないとも言われています。
これら踏まえ、2024年4月に孤独・孤立対策推進法が施行されました。
これにより国では孤独・孤立対策官民連携プラットフォームを立ち上げるなど具体的な対策が始まったところです。
(参考:内閣府 国の孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム)
https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/platform/index.html
また、令和6年高齢社会白書では、「地域における生活基盤を整備し、人生のどの段階でも高齢期の暮らしを具体的に描ける地域コミュニティを作る」を目標とし、
 ・多世代間の協力拡大や社会的孤立の防止
 ・高齢者が安全・安心かつ豊かに暮らせるコミュニティづくり
が掲げられるなど、孤独・孤立対策が喫緊の課題と認識されています。
今回、基調講演で慶応義塾大学名誉教授の大江先生の話をお聞きし、その危機感が具体的によくわかりました。一方その対策の難しさもわかりました。
当住宅では、都市化やライフスタイルの変化から地域コミュニティと個人の関係は希薄になり、生活習慣としての「孤独・孤立」が深刻であると考え、
その中で高齢者住宅が地域の中でどのような役割を果たせるのか?
ただ住宅を供給するだけでなく、地域の基盤として地域包括ケアシステムの一員として何を為すべきかを課題とし、事例を積み重ねて来ました。
(参考:ご入居者ケースのご紹介)
「孤独・孤立という生活習慣病」
https://www.tnbls.co.jp/sakoujyu/news/detail_5674.html
「自宅改修中の仮住まい」
https://www.tnbls.co.jp/sakoujyu/news/detail_5958.html
生活支援サービスやレクリエーションは、常にその目的を念頭に実施しています。
フォーラムでは孤独・孤立対策に取り組む官民の事例の発表があり、大いに参考になりました。法制化の前から孤独・孤立対策に注目し、先進的な取り組みをされてきたお話を聞き、志を同じくした人たちが地域で頑張っていることに心強くも感じました。
孤独・孤立が生活習慣病であるとするなら、その対策は早い方がいいです。
地元川崎市では「こども文化センター」が子どもたちの「地域デビュー」の役割を担うなど、子どものときから地域に関わることが「当たり前」になるような取り組みが進められています。
当住宅でも、今後地元町会や子ども会との連携、隣が小学校である立地を活かした連携企画など、多世代交流のためのイベントも検討しています。
子どもから高齢者まで、地域の中で人と支えあいながら楽しく生活できる社会が実現するよう、今後も精進していきたいと思いました。

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