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2024.09.17
ディーフェスタ溝の口

(連載)ご入居者ケースのご紹介

8.自宅改築中の仮住まい

当住宅にお住まいのご夫婦がご自宅の改築中に仮住まいとしてお住まいになられた事例です。
ご主人様は要介護認定を受けられデイサービスに通われていましたが、奥様は自立されておりました。
ご自宅を住宅改修することとなり、工事中の数か月間を賃貸住宅に仮住まいすることとなり、物件を探していたところ、担当のケアマネージャーさんより当住宅を勧められ内覧に来られました。
たまたま近くの個室に二部屋空きがあったことから申し込まれました。
奥様にあっては、キッチン、浴室、洗濯室が共用であることから、
「不便かも」
「仮住まいの間だけ我慢すればいいか」
と最初は思っていたそうです。
しかし、実際に住んでみると、お風呂の用意も掃除もしなくてもよいことや、居住スペースは最低限で掃除など家事も少なくても済むことから、とても気が楽になったそうです。
家事の遂行は介護予防のために重要な生活活動ですが、在宅介護をムリなく続けるためには家事の軽減が重要になる場合があります。
 また、ご自宅では、外出中にご主人様のことが心配で仕方なかったそうですが、当住宅ではスタッフが常駐であることから安心して外出することができました。
ご入居前は、加齢により認知機能の低下の見られるご主人様が急な生活環境の変化にうまく順応できるかすごく不安だったそうですが、スタッフや近隣住民の皆様とも早々に顔なじみとなり、自然と交流ができるようになりました。
 デイサービスもご自宅と同じところに変わらず通うことができたので、生活場所は変わっても生活リズム自体はほとんど変わらないのも良かったようです。
奥様にとっては棟内で相談や雑談ができる友達ができたのも望外の収穫だったそうです。
 さて、いよいよ住宅改修が終わり自宅に戻る日が来ました。
ご主人様は「お世話なりました」とおっしゃりつつ涙ぐんでいらっしゃいました。
それを見た奥様はもらい泣きされていました。
ご自宅に帰られた後も、当住宅に仮住まい中に知り合ったお友達とは交流が続いているそうです。
「サ高住に住んでみてとても勉強になったし、いい出会いがあった」とおっしゃっていました。

 厚生労働所の調査によると、老後をどこで過ごしたいか?との問いには多くの方が「自宅」と答えています。
しかし、長年住み慣れた家が必ずしも「自宅」とは限りません。
安心できる住まいとは、場所だけでなく、人とのつながりやコミュニティが大事であることが近年、さまざまな研究で明らかになっています。
「地域社会は、日常生活やコミュニケーションの場であるとともに、人々とつながり、支え合う相互扶助の場でもあることから、高齢単身世帯にとっては家族と同じくらい重要な居場所となりうる。」
と書かれていますが、当住宅が目指すのはまさにそれです。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/16/dl/1-02.pdf
(参考:厚生労働省ホームページ)
長年住み慣れた家を離れることは寂しい事です。
しかし、転居した先で自分にマッチした生活環境、人間関係を得て、イキイキと自分らしく生活し、最期を迎えることができるのなら、そこが自宅と言えます。
当住宅では、地域の皆様にとって安心できる「居場所」であり続けたいと思います。

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