日々のお散歩-八聖殿-
2021年05月18日
ヒルデモア三渓園の裏手に「横浜市八聖殿郷土資料館」という、三層楼八角形の法隆寺夢殿を模した民俗学系博物館があり、ご入居者と散策に出かけました。入園無料の館内には、漁業が盛んであった頃の横浜で使用された漁労具等が展示されています。また、博物館の広大な周囲は、様々な木々で緑に覆われ、藤棚の下では癒しを感じます。館長さんより、「昔は目の前の海でふぐが取れたので、供養のため「ふぐの慰霊碑」もありますよ」とご案内を頂き、訪れてみると、その横には、葛飾北斎の富岳三十六景の「神奈川沖浪裏」は本牧の海を描いたとの解説もありました。ご入居者と、「今度発行の新千円札は、「神奈川沖浪裏」だから、人気になる前に今のうちにこの場所を堪能しよう!」と新たな約束ができました。