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パークウェルステイト・TOKIORI
三井不動産グループと実現した、
「人生100年時代」に
寄り添う住まい。
なぜパークウェルステイトは生まれたのか?
両社が持つ強みを活かして生まれた、パークウェルステイト。
パークウェルステイトとは、総合不動産デベロッパー・三井不動産グループ(以下「三井」)が開発・運営するシニアのためのサービスレジデンスです。
三井のファンである多くのお客さまからの「高齢期の住まいも三井さんにお願いしたい。」というご期待に応えるべく始まったプロジェクトですが、同社の専門領域は住まい。ご高齢の方々に向けたレジデンスをつくるうえで、介護や看護の知識と経験は欠かせないと考え、その専門性を持つ協業パートナーとして、実績のある当社を選んでくださいました。
三井の第一号となる「パークウェルステイト浜田山(2019年6月オープン、一般居室62室、介護居室8室)」では、同社の掲げる理想のもとで、運営体制や提供するサービスについて二人三脚で議論を重ね、作り上げてまいりました。
その後に鴨川、千里中央、幕張、湘南藤沢と計画・実行が進み、2024年10月には浜田山に続く当社の2号案件であり、同シリーズのフラッグシップ案件となる「パークウェルステイト西麻布(一般居室340室、介護居室60室)」が港区にオープンしました。
パークウェルステイトはなぜ新しい挑戦なのか?
自立時からお看取りまで。
幅広い介護のノウハウをすべてふりしぼる。
パークウェルステイトがお客様に約束することを明文化した、ミッションと4つの提供価値は以下の通りです。
私たちのミッション
高齢化の進展に伴って形成された新たなライフステージ。
このライフステージを生きる、成熟した、多様な価値観をもつシニアのために、「新たな人生のステージを、より自分らしく生きるための、すまいとくらしの新しいカタチを実現する」ことです。
4つの提供価値
- 1.10年後も20年後も、万が一の災害の時も、守ってくれる安全なすまい
- 2.健やかな心身が保てる快適さと、豊かな気持ちになれる上質さに包まれたくらし
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3.習慣やこだわりなど、これまでと変わることなく、
自分のスタイルで、暮らしたいように暮らせる自由なくらし -
4.ひとりになったら、病気になったら、介護が必要になったら…、
これらの不安から解放された、最後まで安心が続くくらし
以上のミッションと提供価値を実現するにあたり、当社が有料老人ホームや在宅介護を通して得た、豊富な介護経験を活かすことが欠かせないと感じました。しかし、そんな私たちにとっても入居時自立のシニアレジデンスは新たな挑戦でした。
自立されているお客さまは、直接的な介護や24時間365日の見守りを必要とされていません。しかし、ご夫婦やお一人で暮らすことに不安を抱えているからパークウェルステイトを選ばれています。そして、年齢を重ねていくにつれ、徐々に支援や介護も必要になり、どのような介護サービスを受けられるかを考えていく必要があります。
ライフステージに合わせて必要なケアを届けられるように、併設の自社訪問介護事業所・居宅介護支援事業所「TOKIORI」と連携しながら、当社は以下のようなサービス提供を目指しています。
「TOKIORI」は 、東京海上日動ベターライフサービス(みずたま介護ステーション)が20年以上にわたり培ってきたケアサービス・ケアマネジメントの経験を活かし 、以下の点を重視しながらトータルにサポートするサービスです 。
■お客さまの“いまの暮らしに 役立つ”、そして、“将来 の暮らしに 備える”
■お客さまのご要望にあわせて“自費サービス+介護保険サービス”をコーディネート
パークウェルステイトの
メディカル/ケア体制
いまの暮らしに役立つ。
「友だちと一週間旅行に行くので、
家族のために家事全般を頼みたい」
「腕をケガして重たい荷物が持てないので、
買い物に同行してほしい」
「体力が落ちてきたので、照明や窓などの
大掛かりな掃除を頼みたい」
「買い物がつらいので、行きつけの
お店に買い物に行ってきて欲しい」
「入院したので、身の回りの世話や
自宅のペットの餌やりを頼みたい」
「孫の結婚式に出席するので、
結婚式場まで一緒についてきて欲しい」
「要介護認定を受けたので、
介護保険サービスを適切に組み合わせて、
生活をサポートしてほしい」
将来の暮らしに備える。
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PHASE 1:
自立されている方のケアご入居者がお元気なときは程よい距離を保ちながらコミュニケーションをとり、健康面でのお悩みやお力になれそうなことを探ります。体調が優れないときは、併設のTOKIORIを含む自費の介護・家事代行サービスなど支援を取り入れたり、歩行機能に不安が出たときは併設しているクリニックの先生と相談してリハビリプランを考えたりし、なるべく健康状態を維持できるようにお支えします。
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PHASE 2:
要支援・要介護の方のケア要支援・要介護の認定を受けたご入居者に対しては、介護保険サービスや自費サービスを組み合わせながら、訪問介護サービス、一時静養サービス、24時間365日の見守り・介護・看護サービスなどを取り入れるなど、当社が持つ知識を活かす場面です。また、ご家族に寄り添うことも心がけます。何か変化があったらいち早くご報告をする、逆にご家族からの相談を受けるなど、コミュニケーションを通して安心をお届けします。
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PHASE 3:
お看取りに近い方のケアご希望があった場合、有料老人ホームや在宅介護を通して得た知識を活かして、お看取りまで寄り添うことができます。当社のスタッフがその知識を持っていることはレジデンススタッフをはじめ、ご入居者やご家族にとって安心材料となっています。
人生100年時代。より多くの方に一日でも長く、生き生きと過ごしていただきたい。あらゆる企業がこの挑戦に向けて、解決策を考えています。しかしパークウェルステイトのように、ひとつのすまい・建物の中で、自立・要支援・要介護という、最初から最後まで品質高く介護サービスを届けられるのは、業界の中でも極めて稀。三井が培ってきた住宅・ホテル・商業施設等の開発・運営ノウハウ、そして当社の介護知識や他社サービスの強みが折り重なり、この規模と安心感のサービスレジデンスを形にできています。
働き手にとっての挑戦とは?
プロとして強みを認め合い、一緒にゴールを目指す。
このような新しいモデルで働く従業員に求めることは何か。
パークウェルステイトやTOKIORIの仕事には決まった「作業」や明確な「答え」はありません。目的は介護のプロフェッショナルとしてより良いサービスを提供し、ご入居者の「自分らしく生きる」を実現することです。しかし、一人で成し遂げる必要はありません。当社の介護スタッフをはじめ、ともに働くレジデンススタッフも全員サービス、お料理などのプロフェッショナルです。お互いが実現しようとしていることを理解し、手を重ねながら達成することで、一人では成し得ない大きな成果を生み出すことができます。
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“日常的に、課題へのアンテナを張る”
お元気な方が生活をおくる一般居室では、決まった仕事がないからこそ、自ら積極的に情報を集めて、次の行動を考えることが大切です。そのために、ご入居者と程よいコミュニケーションをとり、心身の状況を察します。「今日はどんなご予定ですか?」「どんな1日を過ごされましたか?」自然体にコミュニケーションをとることで、ヒントを得られます。
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“チームからの相談に耳を傾ける”
他のスタッフが見つけた違和感や課題があった場合、見過ごしてはいけません。介護プロフェッショナルとしての責任を胸に、その違和感や課題に関してなるべく具体的な情報を引き出し、どのように対応するべきか考えます。自身が貢献できそうな課題であれば、積極的に提案します。
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“周りと連携しながら、次の行動を考える”
ご入居者がお困りになっていそうなことがある場合、職種の垣根を越えて、周りのスタッフと連携しながら解決方法を考えていきます。医療や介護にまつわる課題の場合、隣接したクリニックと連携する、介護保険内外で考えられるサービスを模索するなど、プロとして最良だと思う解決方法を提案します。
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“ふだんから必要な情報をインプットする”
以上のように的確に解決をしていくために、日常的なインプットが大切です。ご入居者に寄り添い、状況を把握し、提案を重ねることによって、追加で必要であろう情報が見つかるはずです。好奇心を持って、外部研修や読書などを通して知識やスキルを磨くことで、より良いサービスを届けられます。
パークウェルステイト支配人からのメッセージ
ご入居者の「自分らしさ」や「生きがい」。
その実現に向けて、安心は欠かせない土台。
東京海上日動ベターライフサービスの看護・介護スタッフがパークウェルステイトで働いていることは、ご入居者やレジデンススタッフにとって代え難い安心のもとになっています。
例えばある日、毎朝決まった時間に健康相談室に来られるご入居者が、血圧測定のためにいらっしゃったとき。看護スタッフが、その方がいつもとご様子が違うことに即座に気づいてクリニック受診を勧めたところ、大きな病気の早期発見につながったことがありました。気づくのが少しでも遅かったら、大事に至っていたかもしれません。
介護や看護の経験が豊富なスタッフがパークウェルステイトにいることで、直接的に介護や看護の業務を行っていただけるということだけではなく、以上の場合のように、健康寿命を伸ばすことも可能になるのです。人生100年時代のいま、ご入居者が最も望むことだと思います。そのためにも、いざとなったときに寄り添えるように、普段からご入居者との信頼関係をぜひ築いていただきたいです。
ここで暮らす一人ひとりの「自分らしさ」や「生きがい」に貢献するために。一緒に手を重ねる仲間になっていただける方を、お待ちしています。