ホーム > スペシャルコラム > 「拘り」と「誇り」あふれる介護へ。
COLUMN スペシャルコラム
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スペシャルコラム :
グラフィックデザイナー
MACCIUさんの想い

明るく、力強く
進んでいく介護を、
「色」と「線」に
込めて。

MACCIUさんは京都・東京を拠点とし、国内外を問わず、メーカーや公共施設、書籍、テレビ番組、音楽業界など多岐にわたる作品を手がけてきたグラフィックデザイナーです。
今回、「介護というプロジェクトを、一緒に。」という当社の想いをひとりでも多くに届けるために、そのメッセージを表現するビジュアルを制作いただきました。MACCIUさんが介護というテーマを初めて手がけるうえで、どのような想いを込められたのか。制作の舞台裏に迫りました。

「介護」という仕事への印象を
お聞かせください。

介護とは、人のために従事する仕事のなかでも最も尊いと思います。長い時間をかけて相手の生活に寄り添ったり、人生の最期を支えたり。途方もない根気と忍耐のいる仕事なのだろうと想像します。しかし、ニュースや一般的な情報からは、働き手がそれに見合った報酬や機会を受けられていないという印象を、個人的に持っていました。

だからこそ、東京海上日動ベターライフサービスさまがこのような課題に真っ向からアプローチし、現場で働く方々の働きがいをつくりあげようとしていることを伺い、希望を感じました。どんな仕事にも当てはまることですが、業界を通して、労働者の働きに見合った職場環境、企業と働き手の対等な関係性、必要に応じた昇給など「尊重」が実現されるようになってほしいと心から願っています。その積み重ねが働く一人ひとりの自信になり、その一人ひとりから周りに波紋のように広がっていき、業界が長く、良い形で繁栄することにつながっていくはず。

東京海上日動ベターライフサービスさまなら、きっとできる。そんな期待も胸に、今回のプロジェクトに手を重ねました。

「介護」を初めて描くにあたり、
新たな挑戦はありましたか?

「介護というプロジェクトを、一緒に。」というコンセプトを伺った際に、介護の働き手の「誇り」や「背筋の伸びた勇ましい姿」などのキーワードが浮かびました。今まで意識的に描いたことのない要素だったため、初めての表現にチャレンジできる、とても貴重な機会をいただいたと感じました。

いつもグラフィックを描く時に大切にしている「柔軟性」「受容」「潔さ」といったキーワードと、こうした新しいコンセプトが混ざり合った時にきっと良いものができると信じ、ぜひやってみたいと思ったのが描きはじめたときの思惑です。

ビジュアル制作において
特にこだわったことは何でしょうか?

今回のビジュアルでは、「介護を受ける方々はもちろん、介護を担う人々も幸せにする」という東京海上日動ベターライフサービスさまの哲学がとても深く心に突き刺さり、そのテーマをまず色やライン、構図それぞれの表現に込めていこうと思いました。

いつもよりも色数を増やしたり、強い印象のカラーパレットを採用したり、力強さを表現するために直線の量を増やしたり。介護を担う人も、介護を受ける人も、ともに一つの方向・明るい未来へと歩みを進める、団結した大きなエネルギーとして描くことに重点を置きました。

それぞれのキャラクターが柔らかな形と独立した色を持ちつつ、画面上で一つのエネルギーとしてお互いにバランスを保ちながら影響し合う姿は、介護という大きなプロジェクトを一緒に実現する東京海上日動ベターライフサービスさまのスタッフの皆さん、そしてともに歩んでいくお客さまやご家族、そして地域の人々の姿と重ね合わせています。

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